1986年4月に島根大学理学部生物学科に入学。
植物生理学研究室で、松江市近郊の汽水域より新規耐塩性大腸菌群を分離して、その耐塩化メカニズムを研究し、呼吸鎖からのナトリウムイオン排出機構を発見。
1990年4月に大幸薬品株式会社に入社。研究部門に所属してノーベル賞を目指す研究に従事。遺伝子組み換え技術を用いた新規生理活性物質や遺伝子の進化の研究を実施。
2002年4月から固形製剤やカプセル製剤等の医薬品開発を経験。
2004年8月より、当時の副社長(現社長)とともに二酸化塩素の新規事業を立ち上げ、クレベリンの商品開発・営業開発に携わる。
2005年4月に大阪市立大学大学院医学研究科医科学専攻に入学。二酸化塩素のタンパク質及びアミノ酸に対する酸化作用を電子スピン共鳴(ESR)法を用いて解析して、2007年3月に修士号を取得。
2009年4月から研究部門長として二酸化塩素の基礎研究を牽引して、大阪大学など17大学との共同研究(内2大学と共同研究講座)や第三者試験機関へ委託試験を実施して多くの科学的な根拠「エビデンス」を取得。それらのエビデンスを販売促進やプロモーションに活用することで、新たな空間除菌の可能性と市場を切り開く。途中、消費者庁の措置命令を3回経験して正しい広告宣伝の重要性を学ぶ。
2017年6月から2021年3月まで、大阪大学大学院医学系研究科医学専攻 空間環境感染制御学共同研究講座で招聘教員として再生医療分野及び医療分野での二酸化塩素の利用についての基礎研究を実施。
2019年より二酸化塩素製品の普及のため、JIS規格の委員として二酸化塩素ガスの測定法(JIS S 3302:2021)の標準化に参画。
2020年1月より、順天堂大学医学部小児科協力研究員として、小児に対する二酸化塩素の安全性や有効性の研究を行い、小学校で二酸化塩素ガス放出製品を使用したときのCOVID-19罹患率の低減効果を検証。
2021年4月より、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 空間感染制御学共同研究講座で招聘教員として、引き続き、再生医療分野及び医療分野での二酸化塩素の基礎及び応用研究と、低濃度二酸化塩素ガスの新型コロナウイルスへの作用についての基礎研究を実施中。
2022年8月に大幸薬品を退社。
2022年9月に今までの経験と人脈を活かしてエビデンスコンサルティング業”minlab”を開業。
研究業績
J-Globalサイトを参照
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201901018121930082